笑顔で軽やかな舞いを繰り広げる古典フラ部門の参加者=6日、指宿市の指宿総合体育館
鹿児島県指宿市で恒例の「いぶすきフラフェスティバル」が開かれている。22回目の今年は、全国各地から過去最多となる延べ約2800人の踊り手が集結。8日まで指宿総合体育館をメイン会場に華やかな舞が繰り広げられ、街はハワイアンムードに包まれる。
参加者増を受け、従来より1日延長して4日間の開催。2日目の6日は競技会のグループ演技があり、30組約260人が練習の成果を競った。参加者はそろいの衣装を身につけ、伸びやかな詠唱や優雅な踊りを披露。古典フラ部門に出場した鹿児島市の甲南中2年の久枝明香里さんは「緊張したけれど、曲の意味や自分たちの思いを表現できた」と達成感をにじませた。
7、8日は同体育館で発表会(入場料500円、中学生以下無料)、指宿市民会館などでワークショップを実施。JR指宿駅前では7日午後3~5時に街角フラ、同6~9時にハワイアンビアガーデンがある(雨天中止)。