仮想通貨を現金化→マネロン疑われた60代男性「認証金200万円が必要だと言われた」――アヤシイ。…行員は警察へ通報した

2025/06/29 15:03
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 鹿児島県警姶良警察署は25日、詐欺被害を防いだとして、姶良市の鹿児島信用金庫姶良支店次長の春成晋吾さん(41)と行員の福島奈津子さん(44)に感謝状を贈った。

 5月下旬、福島さんは来店した60代男性から200万円の出金手続きを依頼された。目的を確認したところ、「仮想通貨を現金化しようとしたらマネーロンダリング(資金洗浄)の疑いをかけられたため、認証金を振り込む必要がある」と言われた。報告を受けた春成さんが別室で詳しく聞き、詐欺の可能性が高いと判断し同署へ通報した。

 中里智宜署長から感謝状を受け取った春成さんは「窓口で怪しいと気付けたのが大きい。今後も警察と協力し詐欺を防いでいきたい」と話した。

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