噴煙を上げる新燃岳=6日午後6時47分、霧島市牧園
霧島連山・新燃岳は8日午後10時現在、7日午後8時半からの連続噴火が続いている。鹿児島地方気象台は、6月27日から続いた連続噴火が7月7日夕に「停止したもよう」と発表したが、その後再び噴火した。火山性微動が連続的に発生している。
気象台によると、噴煙の高さは8日朝、1800メートルに達した。午前9時以降は200メートルにとどまり、噴煙の量は極めて少量。噴火が続いた場合、9日午前は火口から西方向の霧島市や伊佐市、湧水町などへの降灰が予想される。
噴火警戒レベルは3(入山規制)を継続し、火口から3キロの範囲では大きな噴石などに警戒するよう呼びかけている。