炭火で次々に香ばしく焼き上げられるうなぎ=18日午後、鹿児島市のうなぎの末よし
「土用の丑(うし)の日」を翌日に控えた18日、一足早くウナギを食べて暑い夏を乗り越えようと、鹿児島市の専門店では大勢の客でにぎわった。今夏の丑の日は19、31日の2回ある。
大隅産ウナギを炭火で焼き上げる「うなぎの末よし」(同市東千石町)では、香ばしいにおいに誘われ昼どきには長蛇の列ができた。うな重の松(3250円)の人気が高く、家族連れや観光客らがおいしそうに頬張っていた。
霧島市から母と来店した西野満治さん(61)は「久しぶりに食べたが、炭火の香りがしておいしかった」と満足そう。家族3人で来店した鹿児島市の田中修三さん(61)も「初めて足を運んだけど、期待以上の味で元気が出た」と笑顔だった。