名瀬湾を一望できるホテルサンデイズ奄美の客室=18日、奄美市名瀬
奄美市名瀬の「ホテルサンデイズ奄美」は、2024年度「じゃらんアワード」の「泊まってよかった宿大賞」で、九州地区総合1位に輝いた。「郷土料理がふんだんの朝食や地下水を使った大浴場で、奄美を満喫してほしい」としている。
同アワードは、リクルートが運営する予約サイト「じゃらんnet」などが主催。同ホテルは最高5点の口コミ評価の平均が4.8点で、九州地区の101〜300室部門で最も高かった。運営する竹山産業開発(同市)によると、鶏飯やピーナツ豆腐といった地元食材を使った朝食のほか、名瀬湾を一望できるサウナ完備の展望大浴場が宿泊客に好評という。
福岡市のホテルで11日あった授賞式に出席した竹山真之介代表取締役社長(49)は「大企業が名を連ねる中、中小企業として評価されありがたい」と話した。ホテルは22年12月に新築移転。206室を備え、延べ約15万人が宿泊した。料金は1泊5500円から。