地元の食材を使った芋けんぴ=枕崎市の枕崎お魚センター
枕崎市の枕崎お魚センターは、地元産のお茶とサツマイモを使った芋けんぴを開発した。細切りでしっとりとした軟らかい食感に、お茶のほのかな香りと苦味が特徴。センターは「カツオ以外の新しい名物にしたい」とPRする。
地元のサツマイモを活用したプロジェクトの一環。枕崎茶、プレーン、黒ごま、チップスタイプの4種類があり、小380円、大500円。付属する茶や砂糖の粉末をかけて、カップを振って食べる。
センターは今後もサツマイモの新商品を開発予定で、かつお節とのコラボ商品も検討する。料理長を務める坪井泰祐さん(53)は「ソフトな食感を出すために低温で揚げた。新感覚の芋けんぴを味わってほしい」と話した。