一家団らん アオバズクが今季も飛来 さつま町・盈進小学校

2025/07/25 16:09
茶色のまだら模様がはっきりしないのが特徴のアオバズクのひな=21日、さつま町宮之城屋地の盈進小学校
茶色のまだら模様がはっきりしないのが特徴のアオバズクのひな=21日、さつま町宮之城屋地の盈進小学校
 鹿児島県さつま町宮之城屋地の盈進小学校の校庭に立つセンダンの木で、仲良く枝にとまるアオバズクの親子が今年も姿を見せている。22日は親鳥2羽とひな3羽が確認された。1週間ほどで巣立ちを迎える見込み。

 日本野鳥の会かごしま県支部によると、フクロウ科のアオバズクは体長約30センチの渡り鳥。毎年営巣している同校へ、今季は4月4日に親鳥が現れた。ひなが最初に確認されたのは7月17日。親鳥に比べてやや小柄で羽毛があり、茶色のまだら模様がはっきりしないのが特徴だ。

 同校の卒業生で、幼少の頃から70年近く見守ってきた手塚理一郎副支部長(76)は「飛来時期が徐々に早まっているようだが、今季も無事に親子の姿を見られほっとした」と話した。

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