〈資料写真〉噴煙を上げる桜島
28日午前7時16分ごろ、桜島(鹿児島市)の南岳山頂火口で爆発が1回あった。鹿児島地方気象台によると、噴煙の高さは500メートルで噴煙量は少量。山頂付近に雲がかかり、噴石の飛散は不明だった。
桜島は5日以降、山体が膨張した状態が続いている。火山ガス(二酸化硫黄)の放出量もおおむね多い状態で、23日の調査では1日当たり4700トンだった。気象台は噴火活動が継続するとみて、噴火警戒レベル3(入山規制)を維持している。
29日は午前0時から正午まで鹿児島市街地方向への降灰が予想される。