夏の県大会優勝旗を手に入場する神村学園ナイン=いちき串木野市の同学園
第107回全国高校野球選手権大会に出場する神村学園の壮行式が29日、鹿児島県いちき串木野市の同校であった。生徒や学園関係者ら約500人が参加。3年連続甲子園に向かう野球部にエールを送った。
神村ナインは同校吹奏楽部が演奏する中、鹿児島大会の優勝旗を手に整然と入場。生徒会役員の上舞美雨さんが「自分たちの夢に向かって1戦1戦を悔いなく笑顔で臨んでほしい」と激励した。
今岡拓夢主将は「今年こそ準決勝の壁を乗り越えて優勝を目指す」と意気込んだ。
同日、市による壮行会もあり、中屋謙治市長が「素晴らしいチームと選手を応援できることを光栄に思う」と激励した。式後、JAさつま日置、JA鹿児島経済連による鹿児島黒牛、黒豚の贈呈もあった。
組み合わせ抽選会は8月3日にあり、大会は5日に開幕する。