宮崎県都城市の池田宜永市長は、市役所窓口で温水智久・市議会議員による不当要求やパワハラと疑われる行為があったとして5日、神脇清照議長に事実確認の調査や温水議員への厳正な対処、再発防止策を講じることを求める申し入れを行った。
市総務課によると、温水議員は7月31日午後3時15分から約1時間半、市障がい福祉課窓口で、対応への不満を大声で怒鳴り、呼び鈴を連打するなどの行為をした。その後、業務時間外に、こども家庭課を訪れ、同様の行為をした。
温水議員は取材に対し、大声を出したことは認めたが、「市の申し入れには納得していない。議会の調査にはきちんと応じる」と述べた。
市議会は7日、各会派代表者会議を開き、対応を協議する。