実戦形式の練習で汗を流す神村ナイン=兵庫県尼崎市のベイコム野球場
鹿児島県代表の神村学園は12日、初戦の2回戦を前に、兵庫県尼崎市のベイコム野球場で約2時間練習し、守備の連係などを確認した。大会第8日第3試合(13日午後1時開始予定)で創成館(長崎)と戦う。
ノックの後、「力みを取るため緊張感のある練習にした」(小田監督)と実戦形式に時間を割いた。声かけが不十分でミスも目立ったが、徐々に積極的な声かけから普段通りのプレーが戻った。
エース早瀬は「カウントに苦しまないように打たせて取る。状態は良く、スライダーを低めに集められている」と手応えを見せた。6番西原は相手エース攻略について「安打にこだわらず、嫌がられるような粘り強い打撃が大事」と話した。
開幕から1週間以上たって初戦を迎える。今岡主将は「県大会も初戦まで1週間空いた。相手にのまれず自分たちの野球を徹底する」と意気込んだ。