沖縄の南海上にある熱帯低気圧は19日、台風に発達して鹿児島県奄美地方に接近する見込み。気象庁の予報では、台風は東シナ海を北上し、屋久島や薩摩地方に接近する22日以降、再び熱帯低気圧となるもよう。
気象庁によると、熱帯低気圧は18日午後6時現在、宮古島の南南東約260キロをゆっくりした速さで北に進んだ。中心の気圧は1008ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートル。
鹿児島地方気象台によると、奄美は19日夜遅くにかけて局地的に雷を伴った激しい雨が断続的に降る。奄美で19日に予想される1時間雨量は多い所で30ミリ、最大風速は15メートル(最大瞬間風速25メートル)、波の高さは3メートルでうねりを伴う。