空席が目立つボランティアへの説明会=19日午前9時10分ごろ、姶良市加治木の災害ボランティアセンター
8日の大雨で甚大な被害の出た霧島市と姶良市で復旧を後押しするボランティアが不足している。両市の災害ボランティアセンターでは、盆休み明けの18日に激減。「新規ニーズもあり多くの支援が必要。ぜひ協力を」と呼びかけている。
両センターは12日に現地支援を開始。県社協によると、18日までの1週間で延べ1142人(霧島596、姶良546)が、延べ287件(霧島158、姶良129)で活動。お盆期間はそれぞれ100人前後いたが、休み明けの18日は姶良が前日比半減の45人、霧島も51人と大幅に減った。
姶良センターの丸野光俊さん(41)は「自力でやってきて疲れが出た方の依頼が増えた。1日2時間でも協力いただければ」。18日にセンターの存在を知り申し込んだ姶良市加治木町木田、藏元レイナさん(51)は「家の周りや床下の清掃がまだある。もう体力的にもきつい」と話した。
同市平松の一心桜姶良温泉では、当日のボランティア参加を証明する名札を示せば無料で入浴できる。
ボランティアセンターの問い合わせは、姶良=0995(62)2041、霧島=0995(45)1557。