自民党鹿児島県連の執行部役員・選対常任委員合同会議で、参院選の総括について話す森山裕県連会長=7月26日、鹿児島市
自民党鹿児島県連の常任顧問会議が20日、東京・永田町の党本部であり、森山裕県連会長(衆院4区)の続投を確認した。7月の参院選鹿児島選挙区での公認候補落選を受け、今月4日の会合で辞任の意向が示されたが、地域支部や鹿児島県議会の党県議団(34人)から続投要請があったことを重く受け止めた。
4日の会合では、野村哲郎選対委員長(参院鹿児島選挙区)が森山氏と自身の辞任を申し出、後任の会長に三反園訓氏(衆院2区)、選対委員長に宮路拓馬氏(衆院比例九州)を提案。役員・支部長合同会議に諮る方針を確認した。会合後、三反園氏は森山氏に続投を要請し、常任顧問会議を再び開くよう求めた。