空き地でマットレス焼いた元市長「違法でないと確信」…検察が非難「軽微な焼却ではない」罰金50万円求刑 鹿児島地裁支部

2025/08/27 21:03
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 廃棄物を不法に焼却したとして、廃棄物処理法違反(焼却の禁止)の罪に問われた元阿久根市長で同市議の竹原信一被告(66)=同市脇本=の論告求刑公判が27日、鹿児島地裁川内支部(坂口和史裁判官)であり、検察側は罰金50万円を求刑した。弁護側は公訴棄却を求めた。

 検察側は論告で「たき火のような軽微な焼却には該当せず、延焼の危険もあった」と非難した。竹原被告は「違法ではないと確信している」と述べた。

 起訴状によると、竹原市議は2024年3月29日、法律で定められた除外理由がないのに、廃棄物のマットレスなど(焼却後重量計120キロ)を市内の空き地で燃やしたとされる。

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