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桜島(鹿児島市)の南岳山頂火口で28日午前0時5分ごろ、噴火があり、火口から1900メートルの高さまで噴煙が上がった。27日は連続噴火が2回あり、鹿児島地方気象台は警戒を呼びかけている。
気象台によると、連続噴火は27日、午後4時2分〜5時15分と午後7時17分〜8時45分の2回あり、噴煙の高さは最高で1700メートルだった。大きな噴石の飛散は確認されていない。
桜島は19日から山体の膨張を示す地殻変動が観測され、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量も多い状態が続いている。29日に噴火した場合、午前0〜6時は鹿児島市吉野、午前6時〜正午は鹿児島市街地方向への降灰が予想される。