台風12号上陸時に外出、川に流されたか――3日後に港で遺体発見、鹿児島市が台風被災者認定

2025/08/29 21:57
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 鹿児島県内に台風12号が上陸した21日に行方不明となり、24日に鹿児島市の鹿児島新港付近の海上で遺体で見つかった同市伊敷5丁目、無職男性(63)について、鹿児島市は29日、台風の被災者と認定した。「当日の気象状況や死因、目立った外傷がなかったことなどを総合的に判断した」としている。

 鹿児島海上保安部によると死因は溺死。司法解剖で判明した。死亡推定時刻は不明。行方が分からなくなってから発見されるまでの経過は特定できていない。

 鹿児島西署によると、男性は21日午後5時ごろ、同居家族が鹿児島市の自宅で見かけたのを最後に行方不明となった。徒歩で外出したとみられる。同署は、台風による大雨で自宅近くの川に流された可能性も含めて捜索していた。

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