日本の南に熱帯低気圧、24時間以内に台風に発達へ 4日にかけ奄美、九州南部に接近か

2025/09/03 10:26
午前3日午前9時現在の進路予想(気象庁ホームページから)
午前3日午前9時現在の進路予想(気象庁ホームページから)
 鹿児島地方気象台は3日午前、日本の南にある熱帯低気圧が今後24時間以内に台風に発達し、4日にかけて沖縄や奄美、九州に接近する恐れがあると発表した。九州南部と奄美では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要だとして注意を呼びかけている。

 3日午前3時の観測では、日本の南にある熱帯低気圧が時速25キロで北北西に進んだ。中心の気圧は1006ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートル。熱帯低気圧や台風に流れ込む暖かく湿った空気の影響で、大気の状態が不安定となり、雷を伴った激しい雨が降る所がある。

 4日午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で、薩摩地方60ミリ、大隅地方100ミリ、種子島・屋久島地方100ミリ、奄美北部100ミリ、奄美南部100ミリ、十島村100ミリ。

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