さつま町で見つかった赤茶色のトノサマバッタ
鹿児島県さつま町中津川の薩摩小学校5年の段心優人(しゅうと)さんが、登校中に赤色のトノサマバッタを見つけた。虫かごに入れてクラスで観察しており、「初めて見た」と児童らの間で話題になっている。
捕まえたバッタは体長3.5センチほどの幼虫。段さんが2日朝、草やぶ付近で跳ねたところを発見した。県立博物館によると、トノサマバッタの体色は一般的に緑だが、たまに赤やピンクも確認されている。バッタの中には、環境に応じた色になるケースがある。
今後は脱皮して成虫になることが予想される。昆虫好きの段さんは「羽根が伸び、色も変わるかもしれない。楽しんで観察を続けたい」と笑顔で話した。