幻想的な「ピンクの世界」――イネ科の多年草、ミューレンベルギアが見頃 鹿屋市の「ダマスクの風」 10月いっぱい

2025/10/05 07:00
一面に広がる見頃を迎えたミューレンベルギア=1日、鹿屋市小薄町のダマスクの風
一面に広がる見頃を迎えたミューレンベルギア=1日、鹿屋市小薄町のダマスクの風
 鹿児島県鹿屋市小薄町のローズガーデン「ダマスクの風」で、ミューレンベルギアが見頃を迎えた。一面に広がる薄紫色のじゅうたんのような光景を10月いっぱいまで楽しめ、その後は白っぽく変化する。

 ミューレンベルギアは北アメリカが原産のイネ科の多年草。4000平方メートルに約1万2000株が植えられている。穂の部分が薄紫色で人の背丈ほどの高さがあり、門倉美博園長(77)は「ピンク色にも見える霧の中にいるような幻想的な光景を楽しんでほしい」と話す。

 開園時間は午前9時~午後5時。高校生以上300円。中学生以下無料。不定休。ダマスクの風=0994(46)5627。

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