【台風22号情報】勢力強め北上、鹿児島県には8日最接近か――大隅と種子・屋久でうねりを伴う3~4メートルの高波予想

2025/10/06 21:00
 台風22号は6日、小笠原諸島の南をゆっくりと進んだ。気象庁によると、非常に強い台風へと発達しながら北上するが、8日には進路を東へ反転させる見込み。太平洋側の広い範囲で8~10日、海上を中心に強い風や非常に強い風が吹き、しけや大しけとなる恐れがある。

 台風22号は6日午後3時現在、父島の南西約190キロにあり、時速15キロで北西に進んだ。中心気圧は985ヘクトパスカルで最大風速30メートル、最大瞬間風速45メートル。中心から半径55キロ以内は風速25メートル以上の暴風域となっている。

 日本付近の海面水温が高いため、気象庁の予報では、9日午後3時には中心気圧が950ヘクトパスカルと非常に強い台風に発達する。鹿児島県には8日に最も近づき、中心気圧960ヘクトパスカルと強い勢力となる。大隅と種子島・屋久島地方でうねりを伴う3~4メートルの高波が予想されている。

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