〈資料写真〉福岡高裁宮崎支部
廃棄物を不法に焼却したとして、廃棄物処理法違反(焼却の禁止)の罪に問われた鹿児島県の元阿久根市長で同市議の竹原信一被告(66)=同市脇本=は7日までに、罰金50万円とした鹿児島地裁川内支部判決を不服として、福岡高裁宮崎支部へ控訴した。9月29日付。
同24日の地裁支部判決によると、竹原市議は2024年3月29日、法律で定められた除外理由がないのに、マットレスなど(焼却後重量計120キロ)を市内の空き地で燃やした。
竹原市議は控訴した理由について「例外規定の定義があいまいで、明確性の原則に反する」としている。