【台風23号情報】奄美大島の一部が強風域に入る――発達しながら進路を東へ、12日午後3時に四国沖に達する見込み

2025/10/11 19:51
台風23号の進路予想図(11日午後6時現在、気象庁ホームページより)
台風23号の進路予想図(11日午後6時現在、気象庁ホームページより)
 台風23号は11日、鹿児島県・奄美大島の東を北上し、奄美地方の一部が風速15メートル以上の強風域に入った。気象庁によると、台風は12日、東寄りに向きを変え、発達しながら日本の南を東へ進む。九州南部沖を離れ、12日午後3時には四国沖に達する見込み。

 台風23号は11日午後3時現在、奄美大島の東南東170キロにあり、時速10キロで北東に進んだ。中心気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートルで、最大瞬間風速35メートル。中心の東220キロ、西165キロ以内で風速15メートル以上の強風が吹いている。

 12日午後6時までの24時間予想雨量は多い所で、種子島・屋久島地方80ミリ、奄美と十島村50ミリ。12日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は種子・屋久18メートル(30メートル)、大隅の海上15メートル(25メートル)、奄美北部と十島村13メートル(25メートル)、奄美南部10メートル(20メートル)。

 鹿児島地方気象台は、うねりを伴った高波、強風、落雷、竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけている。

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