高市自民新総裁は「出身も地方。地方の実情をよく理解されているのでは」——鹿児島県知事が評価 不安定な政局に「県政への影響があり得るかもしれない」

2025/10/18 11:30
記者会見に臨む塩田康一知事=17日、県庁
記者会見に臨む塩田康一知事=17日、県庁
 鹿児島県の塩田康一知事は17日の定例会見で、公明党が自民党との連立政権を離脱するなど不安定な政局が続く国政を巡り、「政権の枠組みが変わってくることによる(県政への)影響があり得るのかもしれない。どういった枠組みの政権ができ、合意した政策が推進されるのか見極める必要がある」と述べた。

 政治の多党化が進む中での対応としては「鹿児島にとって重要な案件についてはそれぞれステークホルダーとなるような政党とのコミュニケーションが必要になる」とした。

 近く選出される予定の新首相への期待を問われ「人口減少社会の中で地域をいかに維持発展させるかが課題。稼ぐ力の向上や子ども・子育てなど、地方の活性化に向けた施策に取り組んでほしい」と要望。自民の高市早苗新総裁に対しては「総務相を長く務め、出身も地方。地方の実情をよく理解されているのではないか」と評価した。

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