種子・屋久、十島で大雨 23日も突風の恐れ 鹿児島地方気象台が土砂災害への警戒呼びかけ

2025/10/22 20:26
 停滞する秋雨前線の影響で、種子島・屋久島地方と十島村は21日夜から22日にかけて大雨となった。前線は23日も種子・屋久付近に停滞する見込みで大気の不安定な状態が続く。種子・屋久は23日昼前まで、奄美は夜遅くにかけ、落雷や竜巻などの激しい突風の恐れがある。鹿児島地方気象台は、大雨で地盤が緩んでいる所があるとし土砂災害への警戒を呼びかけている。

 20日午前5時の降り始めから22日午後6時までの雨量は中種子町281.5ミリ、南種子町上中271ミリ、十島村平島228.5ミリ、屋久島町小瀬田227.5ミリ。

 県は21日夜から22日にかけ、中種子町、南種子町、十島村に土砂災害警戒情報を出した。県によると、被害は確認されていない。十島村は22日夕方、避難指示を全7島に発令し、避難所を開設した。海の便は23日も種子・屋久航路を中心に欠航を決めた。

 23日に予想される1時間雨量は多い所で、種子・屋久と十島村30ミリ、奄美20ミリ。23日午後6時までの24時間予想雨量は、種子・屋久120ミリ、十島村100ミリ、奄美50ミリ。

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