渡り鳥のヒドリガモから高病原性鳥インフル検出 ナベヅルの死骸に続き今季県内2例目の野鳥感染 鹿屋

2025/11/17 21:11
〈資料写真〉ヒドリガモ
〈資料写真〉ヒドリガモ
 鹿児島県は17日、鹿屋市白崎町の歩道で回収された渡り鳥のヒドリガモ1羽の死骸から、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型高病原性)が検出されたと発表した。県内で野鳥の感染が確認されたのは、出水市で10日に見つかったナベヅルの死骸に続き、今季2例目。

 県自然保護課によると、ヒドリガモの死骸は12日に回収。国立環境研究所(茨城県つくば市)で遺伝子検査し、17日に判明した。環境省は回収地点から半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定し、鹿児島県と鹿屋市が監視を強化する。

 県の担当者は「死んだ野鳥を見つけたら、直接触らずに県や市町村に連絡してほしい」と呼びかけた。

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