「立派な軍人になれないぞ」。電車にひかれ左足親指を失った私を、元軍医の医者は叱責した。戦死した海軍将校の父を知る人だった【連載「戦没者遺児の戦後80年 尾辻秀久さん語る」①】

2025/08/11 11:00
左から小学生の尾辻秀久さん、横は妹の義さん、後ろに立っているのは母の智さん、右は母方の祖母テルさん(本人提供、1950年ごろ)
左から小学生の尾辻秀久さん、横は妹の義さん、後ろに立っているのは母の智さん、右は母方の祖母テルさん(本人提供、1950年ごろ)
 6期36年務めた参院議員を勇退した尾辻秀久さん(84)は1943年、海軍将校だった父を亡くした。かすかに残る戦争の記憶と戦没者遺児として過ごしてきた戦後の8… [続きを読む]

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