運転免許失効で警視正処分 群馬県警

2025/08/08 18:19
 車の免許証の更新を失念し、失効した状態で約1カ月間、自家用車を運転したとして、群馬県警が県警本部所属の警視正を本部長注意としたことが8日、情報公開請求で分かった。県警は道交法違反(無免許運転)の疑いで書類送検した。警視正は「警察幹部という立場で手続きを失念し、大変恥ずかしく思っている」と話しているという。

 処分と書類送検は7月14日付。県警は具体的なポストを明らかにしていない。警視正は警察の階級で、一般的に本部の部長や大規模警察署の署長を務める幹部。

 県警によると、今年、業務の手続きで免許証が必要となった際、本人が失効に気付いた。

 鈴木徹首席監察官は「信頼回復に努める」とした。

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