知床・羅臼岳に靴とスマホ ヒグマ被害者の遺留品か

2025/08/20 21:17
 羅臼岳登山口付近で準備をする捜索隊=15日、北海道斜里町
 羅臼岳登山口付近で準備をする捜索隊=15日、北海道斜里町
 北海道・知床でヒグマの生態調査などを担う「知床財団」は20日、羅臼岳(1660メートル)で友人と登山中にヒグマに襲われ死亡した東京都の会社員曽田圭亮さん(26)の遺留品とみられる靴やスマートフォンなどを、襲撃現場付近で発見したと明らかにした。警察を通じて遺族に返還される見通し。

 サングラスとバンダナも見つかった。財団や斜里町などは、襲撃現場の特定や、襲撃後ヒグマがどのように移動したのかの検証を目的に、計13人で現場付近を調査していた。これまでに道警などの捜索で、曽田さんの財布や血痕の付いたシャツなども見つかっている。

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