不当な修正申告迫ったと告訴 札幌の飲食店経営者、税務署員を

2025/08/29 17:29
 国税庁が入る庁舎=東京・霞が関
 国税庁が入る庁舎=東京・霞が関
 札幌国税局の税務調査で不当な修正申告を迫られ課税されそうになったなどとして、札幌市の飲食店経営者が29日、調査を担当した税務署員らに対する公務員職権乱用と強要未遂容疑の告訴状を札幌中央署に提出した。代理人弁護士が明らかにした。

 告訴状によると、2023年、職員らは事実とは異なる質問応答記録書を作成して経営者に署名させたほか、税理士法人への依頼を中止して修正申告するよう促すなどして計約1540万円分の過剰な課税をしようとしたとしている。

 告訴人の古野生真さん(46)は「同じように不当な課税をされる人がいなくなれば」と訴えた。

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