南西諸島で大雨、災害警戒 前線停滞、記録的地点も

2025/10/22 08:36
 気象庁=東京都港区
 気象庁=東京都港区
 前線などの影響で、22日は南西諸島を中心に大雨となった。沖縄県竹富町の波照間は、同日午前までの24時間雨量が430ミリを超え、同地点の観測史上最大に。気象庁は土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫にも警戒するよう求めた。南西諸島は23日にかけて大気が非常に不安定な状態が続く見込みで、伊豆諸島も激しい雨の恐れがある。

 気象庁によると、前線が台湾から種子島・屋久島、伊豆諸島付近を通って、日本の東にほとんど停滞しているほか、熱帯低気圧が先島諸島付近にある。前線や熱帯低気圧に暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になっている。

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