映画『国宝』(C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会
東宝は8日、俳優・吉沢亮・横浜流星共演の映画『国宝』(李相日監督)が公開94日間で、観客動員数946万人、興行収入は133億円を突破したと発表した。
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同作は、先日、公開77日間でついに観客動員数782万人、興行収入は110.1億円を記録。邦画実写としては22年ぶりに100億円を突破し、歴代の興行収入ランキング(※興行通信社調べ)では、邦画実写において、『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003年公開、173.5億円)、に次ぐ第2位となっている。第98回米国アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品にも決定した。
また、第96回アカデミー賞長編アニメーション賞に輝いたスタジオジブリ作品・宮崎駿監督(※崎=たつさき)作品『君たちはどう生きるか』をはじめ、第91回アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートされた細田守監督『未来のミライ』、新海誠監督の『天気の子』など数多くの作品を配給してきた映画配給会社「GKIDS」。これまで長年にわたり長編アニメーション映画を専門とし、数多くの作品をアカデミー賞にノミネートされたことで知られている「GKIDS」が、今回、新作日本実写映画初となる『国宝』を北米配給。公開は2026年初頭を予定している。
同作は黒衣として3年間歌舞伎の世界に身を置き、その体験をもとに執筆した吉田修一氏による同名小説を、実写映画化。任侠の一門に生まれながら、歌舞伎役者の家に引き取られた主人公・喜久雄が、芸の道に人生を捧げ、やがて“国宝”と称される存在になるまでの50年を描く、壮大な一代記。
喜久雄を吉沢、喜久雄の生涯のライバルとなる俊介を横浜が演じた。共演は、 高畑充希、寺島しのぶ、森七菜、三浦貴大、見上愛、黒川想矢、越山敬達、永瀬正敏、嶋田久作、宮澤エマ、中村鴈治郎/田中泯、渡辺謙。