夫婦初公演を果たした(左から)加藤シルビア、山本浩平氏 (C)ORICON NewS inc.
今年2月にTBSを退社した加藤シルビアアナウンサー(39)が29日、都内で行われた『デジタル証券「renga」新サービス開始記者発表会』に参加。加藤アナは退社後初の公の場で、デジタル証券の代表取締役CEOを務める実業家の夫・山本浩平氏と“夫婦初共演”を果たした。
【全身ショット】スタイル際立つホワイトコーデで登場した加藤シルビア
この日、加藤アナは司会として参加。2人は元衆議院議員の政治評論家でタレントで投資家としても知られる杉村太蔵とトークセッションも実施した。杉村は「2016年に結婚発表になった記事を見返したんです。『一般男性』ってなってましたけど、とんでもない一般男性でしたね」と加藤アナをイジって笑わせていた。
金融庁を辞め、弁護士になったが、山本氏は実業家に転身。リスクを取るキャリアに杉村が驚くと、山本氏は「当時、シルビアと結婚しようか、と言っていた時に『国家公務員を続けてたら結婚してません』と言われました。弁護士事務所にも残るか、起業するかどうか迷ったんですよ。恥ずかしいですけど『パートナー弁護士にならないか?』みたいな打診もあって。俺、喜んでたんですが『すぐやめろ』って。『あなたは人の言うことを聞ける人じゃないから絶対に自分でやった方がいい』と。僕は毎回、日和ってました」と加藤アナが背中を押してくれたことを回顧。杉村は「1番の投資家じゃん!」と絶賛し、加藤アナは「語弊がありますね。もうちょっとなめらかに言った記憶があるんですけど…」と苦笑いで話していた。
また、イベント終了後には取材も実施。加藤アナは夫婦初共演を振り返り「初共演かつ、仕事を辞めてから初めてフリーの場でお仕事をさせていただいた」と明かし「こっぱずかしい気持ちがものすごく強くありまして(笑)。今朝も夫は3ヶ月前からこの日に向けて調整してきたと話していたのですが、私は新人を思い出すようにして朝から早口言葉なんかやってみたりして。10年目で新人のような気持ちで夫とともにこちらに参りました」と笑顔で振り返っていた。
加藤アナは2008年に入社。1年目から『はなまるマーケット』、3年目から『みのもんたの朝ズバッ!』などを担当した。2016年に山本氏と結婚し、17年1月に第1子男児、18年10月に第2子女児を出産。21年6月に第3子を出産した。3児の母として子育てと仕事を両立し、23年に職場復帰を果たした。
24年12月には、TBS系『Nスタ』(月~金 後3:49)に出演し、第4子を妊娠したことを報告。今年2月をもって約17年勤務した同局を退社し、同4月に自身のインスタグラムを更新して、第4子出産を報告していた。
山本氏が代表取締役CEOを務めるデジタル証券は30日からオリジナルブランドであるデジタル証券「renga」の個人投資家向け公募初号ファンドの募集受付を開始。これを記念して、デジタル証券「renga」の概要および、デジタル証券の今後の事業戦略を説明する『~“国民総投資家時代”の新たな選択肢~デジタル証券「renga」新サービス開始 記者発表会』が実施された。
山本氏は、東京大学法学部卒、慶應義塾大学大学院法務研究科終了。2011年9月に司法試験合格後、同年12月に金融庁入庁(法務区分)。金融庁・財務省で勤務し、金融庁退職後、弁護士登録。2020年11月にデジタル証券株式会社を創業した。また、妻が加藤アナであることを紹介すると、加藤アナは笑顔。同社のPR映像のナレーションを加藤アナが務めていることも明かし、山本氏が「中間コストも削減しています」とジョークを飛ばすと会場には笑いが起きていた。