芦澤竜誠 (C)ORICON NewS inc.
第7試合で梅野源治との激闘の末に判定負けした芦澤竜誠が「負けは受け止めてるんで、まだ気持ちの整理はつかないけど、別にまたやるだけっすね」と気落ちせず前を見据えた。
【インタビュー動画】芦澤竜誠「タップしそうになったけどラスト1%で生き延びた」
立ち技出身の選手同士によるMMAは、芦澤が鋭い打撃をヒットさせると、梅野は三角絞めを仕掛けるなど、スピーディーで目まぐるしい展開であっという間に15分が終了。ロープを掴んで踏みつけ攻撃を出しイエローカードをもらった芦澤が、判定で敗れた。
負けはしたものの練習してきた成果を発揮できた手応えもあった芦澤は「三角絞めで何度も落ちそうになって、タップしそうになったけど、本当にラスト1%くらいのところで『落としてみろ』ってなって(耐えられた)。うまいことやって生き延びたけど、普通に内容的には俺は負けたって思ったっすね」と振り返った。
多数の打撃をヒットさせ、梅野をダウンさせる場面もあったことから「勝ったとも思った」が、判定負けという結果に「そういう運命だったとしか思えないっすね」と前向きに受け入れ、「もう1回やるだけ、本当に練習するだけっすね」と言葉に力を込めた。