警察官の迫真演技に驚いた水谷千重子 (C)ORICON NewS inc.
お笑いタレント・友近の“親友”の演歌歌手・水谷千重子が9月30日、大阪・天王寺の上本町YUFURAで行われた「改正 大阪府安全なまちづくり条例施行キャンペーン」に登場。詐欺の犯人役に扮した警察官と寸劇を通して、詐欺被害防止を訴えた。
【写真】大阪府広報担当副知事もずやんと共演した水谷千重子
特殊詐欺被害防止対策を強化するため、「大阪府安全なまちづくり条例」の一部が改正され、今年10月1日から「ATMでの振込上限額の設定」について施行される。70歳以上、3年間ATM振込なし、大阪府内に居住、いずれにも該当する人を対象にATMでのキャッシュカードによる振込みが1日あたり10万円以下に制限される。
イベントでは、水谷が特殊詐欺に遭うという設定で寸劇を実施。渡された巨大な“電話”に「どこを押したらいいのかしら?これ電話です?」と戸惑いつつも、「吉永小百合です」というボケもしっかりとはさみ対応。寸劇後の警察官からの説明に「これは勉強になった」と感心しきりの様子だった。
さらに、寸劇は続き、次はニセ警察官が現れるという設定。ビデオ通話などでニセの警察手帳や逮捕状を見せてくる手口を聞いた水谷は「これ見せられると、本当の警察官だ!ってなっちゃう。何も悪いことをやってなくても、もしかしてどっかでやっちゃったのかしら、みたいに思うかもしれない」と詐欺被害の恐怖を実感していた。
ニセ警察官に扮した警察官による迫真の寸劇後、水谷は「先ほどの犯人役の方は本当の警察官の方ですか?」と質問。本物の警察官だと聞いて「すごい!役者さんかな…って。すごい皆さんお芝居が」と驚いていた。
なお、水谷は大阪・新歌舞伎座で「水谷千重子50周年記念公演」を10月5日まで開催中。