カルビー
カルビーは10月1日、2027年4月入社の新卒採用で「グローバルコース」を新設すると発表した。早期選考のエントリー受付を同日から開始する。締め切りは10月23日。
「カルビープラス 東京駅店」
グローバルコースは、海外事業の拡大を支える人財を採用・育成するためのもの。同社は、2023年2月に発表した3ヶ年の変革プラン「Change 2025」において、海外事業の拡大を重要な戦略の一つに位置付けており、この戦略の実現に向け、採用も変化させる形。
グローバルコースで採用されると、約5年間をかけて国内の物流や財務、設備保全などの基礎スキルを習得した後、原則として1年間、トレーニーとして海外に赴任して業務。その後、国内に戻り、専門力やマネジメント力を磨き、将来的には駐在員として海外現地法人をリードすることを想定する。
「結果として、20代でトレーニーとして海外経験を積み、早ければ30代でマネージャーとして駐在することが可能になります。これまで新卒採用で、海外事業を担う人財の採用を行ったことはありましたが、海外トレーニーとしての経験を積むプログラムを用意し、独自の人財育成・キャリアパスを提供する、採用と育成を一体化したコースを設けるのは初の取り組みとなります」と」説明した。
人事総務部部長の種橋直実氏は「グローバル展開を事業成長の柱に掲げ、海外事業の加速が喫緊の課題となっている中で、語学力と経営マネジメント力の両方を備えた人財の確保が不可欠です。この度新設する『グローバルコース』は、そのための重要な一歩です。挑戦意欲・海外志向の強い学生の皆さんのご応募を心待ちにしております」と呼びかける。